新値更新7日

チャートについて初めて勉強しています。米国株や、インデックス投資とは、まったく投資手法が（考え方が）違いますね。

先週購入した本にあった、新値更新7日というという考え方があり、興味深かったので紹介します。日足チャートのロウソク足を使います。

新値

新値とは、過去の安値や高値を超えた株価のことです。大雑把に言うと、過去の株価が

300円を中心に200円から400円を行き来している（波打っている）チャートがあったとします。

チャートがダウントレンドで、200円を割り込むことがあれば新安値、逆にアップトレンドで400円を上回ることがあれば、新高値ということです。

新値更新

新値を更新していくということは、これまでのトレンドに修正が入り新しいトレンドが形成された可能性が高いということなので、チャートを利用した株の売買のでは新値更新は、買いや売りのポイントになります。

新値更新7日

新値更新のポイントで株を買った場合、どこで売り抜ければいいのかわからない初心者のために利益確定の目安を示すのが、新値更新7日だそうです。に足チャートを用いて単純に買った日から7営業日後という意味ではありません。アップトレンドの場合、前日の終値よりも高い陽線を数えていきます。陽線であっても、前日の終値よりも安い終値のものはカウントしません。また、寄引同時線（よりひきどうじせん）も数には含めません。寄り引き同時線はロウソクの胴体部部がなく、十字の形をしたロウソク足のことです。

実際のチャート VANECK VECTORS VIETNAM ETF

実際本当に新値更新7日が目安になるのか、保有しているベトナムのETFで検証してみます。3月初旬の新高値（陽線１）から、確かに7回目の新高値（陽線７）で天井付近に向かっています。

また、4月初旬に天井をつけてダウントレンドの新安値（陰線１）から7回目の新高値で短期の底付近につけています。（実際には9回目が底ですね。）

このチャート部分では、約1っか月で底と天井を繰り返しているように見えます。

5月の初旬に新高値をつけて現在4回目の新高値更新中です。今後2－3週間でまた新値更新7日の天井が訪れるのか、注目してみたいと思います。