ROE とROA
ROEが高い方がいいらしい、くらいの理解であえて気にしないことにしていた指標。
理解を深めていきたいです。
ROE (Retern on equity )自己資本利益率
資本をどれだけ効率的に使って利益を上げているか。8〜10%くらいが優良。
同じ資本の場合、利益が大きいほうがROEは上がる。
5%=(純利益)5億/(自己資金)100億
10%=(純利益)10/(自己資金)100億
10%のほうが効率経営
【過去5年の平均ROE が5%未満の企業の議案に反対する。】と提言。
JPX400の選定基準の一つとなり、未達の場合除外された。
以降、ROEが低い会社は、ROEを上げるため増配や自己株消却の必要を迫られることに。
ROEに財務レバレッジをかけ合わせた指標。一般的に5%以上あれば合格。
ROA=純利益/総資産
ROEだけだと、債務が沢山あっても自己資本に対してたくさん利益を出しているように装うこともできるが、総資産の中には、借金や社債の様な他人資本も含まれるためより実態を表しやすい。
まとめ
機関投資家が重要視する重要指標。
資産過多のためROEが低い企業は、株主還元が期待できる。
ROEが高く自己資本比率が低い場合は、収益力が高いのではなくレバレッジによる場合が多い。
ROAが高い方が経営健全。